初心者でも実践できるビジネスブログの書き方【手順10+コツ10個】

ビジネスブログの書き方【手順10+コツ10個】
  • ブログの書き方が分からない
  • ブログを書くときのコツを知りたい
  • ブログを書こうと思っていざパソコンの前に座ったけれど、途中から続きが書けなくなりフリーズしてしまった。
  • 言いたいことはあるのに、うまくまとめられなくて時間ばかり過ぎてしまう。

もしブログを書くあなたの手がフリーズしまうなら、まずは基本の手順に沿って書いてみましょう。

大前提:いきなり書こうとしないこと!

「さて今日は何を書こう…」といきなりブログ編集画面に向かっていませんか?

レシピも材料もないのに、フライパンを温めたところで何も作れませんよね。

ブログも同じです。

ブログの構成や文章が揃っていないまま画面に向かっても、高い確率で手がフリーズしてしまいます。

まずはブログ記事の構成を決めて、そこに文章を肉付けしていくのが最短です。

ブログの編集画面を開くのは、この構成と文章が決まってからでも遅くありません。

基本の手順とコツをマスターして、読みやすいブログ記事を目指しましょう。

STEP1:伝えたい相手を決める

あなたがこれから書こうとしているブログ記事を、誰に伝えたいのかを絞り込みます。

[コツ1]絞り込みのコツ:「特定の誰か1人」

「不特定多数」や「架空の人物」ではなく「特定の誰か1人」に絞り込みます。

このブログ記事は、先日ご相談のあった「ブログを書こうとすると、どうしても途中で手が止まってしまう田中さん(仮名)」に読んでもらいたくて書いています。

読み手が「田中さん」なので、「田中さん」の悩みを解決するためのお手紙のように書き進めることができます。

え?「田中さん」だけでいいの?と思うかもしれませんが、結果的に「田中さん」と同じ悩みを持つ人にも「伝わる」記事になりますから。

STEP2:記事の構成をまとめる

構成をまとめずにいきなりブログを書いてしまうと、手が止まってしまうのは当然です。

料理には材料とレシピが必要なように、ブログにも構成と文章の準備が必要です。

特に、構成をまとめる作業には、十分時間をかけましょう。

インターネットで情報収集することも不可欠です。この情報収集(調査)が一番時間のかかる作業ですが、あなたのブログに信憑性と深みを持たせる大切な手順になります。

[コツ2]構成まとめのコツ:キーワードを決めておく

「田中さん」ならどんなキーワードを入れて検索するのかを想定します。

「田中さん」のお悩みは、「ブログを書こうとすると、どうしても途中で手が止まってしまう」ことです。

考えられるキーワードは、こんな感じでしょうか。

  • ブログ 書き方 コツ
  • ブログ 書き方 初心者
  • ブログ 書き方 テンプレート

Googleのキーワードプランナーでも「検索されているキーワード」を見つけることができるのですが、ラッコキーワードもおすすめです。

キーワードが決まれば、記事構成が作りやすくなります。

ラッコキーワードはこちら

[コツ3]構成まとめのコツ:PREP(プレップ)法に当てはめる

PREP法とは文章構成法の1つで、冒頭で結論を宣言する方法です。最初に結論が出ているので、何を伝えたいのかすぐに分かります。

ノートと付箋とペンを用意して、キーワードを頭に入れながら「P(要点・結論)」「R(理由・根拠)」「E(具体例・事例)」「P(要点・結論)」を埋めていきましょう。

STEP3:特定の誰かを意識しながら書く

構成が決まったら、「例:田中さん」に向けて文章を作っていきますが、ブログ編集画面はまだ開きません。

パソコンのメモアプリやWordに打ち込んでいきましょう。

「P(要点・結論)」→「R(理由・根拠)」→「E(具体例・事例)」→「P(要点・結論)」の順に書いていく必要はありません。

かっこいい文章を書こうとする必要もありません。

文章の見直しや並べ替えは後でもできますから、集中力がキープできている間にとにかく文章を書き進めていきます。

[コツ4]呼びかけのコツ:皆さーん! vs あなた

ニュースサイトは別として、たまに「皆さんはどう思いますか?」や「ご覧いただいている皆様」という言い方をしているブログを見かけます。

ですが、特定の1人(田中さん)宛に書くのですから、呼びかけは「皆さーん」ではなく「あなた(田中さん)」になりますよね。

画面越しに見てくれている特定の誰かを「あなた」として書くと、それだけで伝わる文章になりますよ。

STEP4:見出しを設定する

文章ばかりだと目が疲れてしまいますので、見出しを設定します。

見出しを設定すれば、「ここからは先の話が何なのか」を伝えることができます。

[コツ5]見出しのコツ:書き出した項目を見出しに設定する

STEP2の【構成まとめのコツ:PREP(プレップ)法に当てはめる】で作成した「P(要点・結論)」「R(理由・根拠)」「E(具体例・事例)」「P(要点・結論)」それぞれの付箋を見出しにするといいでしょう。

構成まとめのコツ:PREP(プレップ)法に当てはめる

STEP5:書き終えたら見直す

ひと通り書き終えたら、見直し作業をしてみましょう。

[コツ6]見直しのコツ:難しい専門用語は使わない

難しい専門用語や一般的ではない略語を使っていませんか?

あなたのビジネス業界において当たり前に使われていたとしても、目指すは「小学生でも分かる」文章です。

砕いて砕いて、とことん分かりやすい文章を心がけましょう。

[コツ7]見直しのコツ:一文を長くしすぎない

この文章どこで終わるのーっていうくらい長いと、閲覧者が疲れてしまいます。

読点(、)は一文に1個、多くても2個に納めましょう。

一文が短いと理解しやすいですし、頭にも入りやすくなります。

[コツ8]見直しのコツ:無駄な単語は削ぎ落とす

特になくても伝わるのであれば、無駄な表現は削ぎ落としてしまいましょう。

[変更前]
おじいさんへの手土産に、大きな桃を拾って家に帰りました。
その大きな桃を切ってみると、桃の中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。

[変更後]
おじいさんへの手土産に持ち帰った大きな桃を切ってみると、中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。

同じ内容なら、できるだけ短くした方が分かりやすいですね。

[コツ9]見直しのコツ:連発を避けてリズム良く

文章の最後は「です」や「ます」に統一させるのが鉄則なのですが、連発させるとどうでしょう?

[変更前]
私の名前は、根布長正子です
職業は、集客トータルアドバイザーです
好きな食べ物は、卵豆腐です

「~です」「~です」「~です」と3回続くと、少し幼稚に聞こえませんか?

[変更後]
私の名前は、根布長正子です
職業は、ブログやホームページを使った集客トータルアドバイザーになります
好きな食べ物は、ずばり!卵豆腐。

「です」「ます」の統一はもちろん大切ですが、リズム良く書くことも意識してみましょう。

STEP6:ブログ編集画面にコピペする

ここまできたら、ブログを書く事前準備ができました。

ブログ編集画面を開いて、メモアプリやWordで作成した記事をコピペしましょう。

見出しの設定も忘れないでくださいね。

STEP7:重要な単語や文章は太字や色を付ける

ブログ編集画面のエディターで、重要な単語や強調したい言い回しには太字や色を付けましょう。

ただし、太字ばかりにしてしまうと本当に伝えたいことがぼやけてしまいます。

色についても同じです。

テキストのあちこちが赤字や青字だらけだったり、赤・青・ピンク・紫・オレンジなどの多色使いも見づらくなってしまいます。

使うなら2色くらいを限度にしましょう。

STEP8:閲覧者にどうして欲しいかを決める

ビジネスブログが個人ブログと異なるのは、「アクションを求めるか求めないか」です。

つまり、STEP1で決めた「田中さん」を例にすると、ブログを見てもらった後「田中さん」にどんなアクションを起こして欲しいのかを決めます。

  • 資料請求して欲しい
  • 問い合わせをして欲しい
  • 予約をして欲しい
  • サンプルを請求して欲しい
  • サービスを利用して欲しい

「田中さん」がアクションを起こしやすいように、アクションへの導線を作りましょう。

資料請求をして欲しいのであれば、「資料請求はこちら」リンクを貼るなど、「田中さん」が迷子にならない導線を確保します。

実際、ご相談いただく方の約9割のビジネスブログに「アクション」が設置されていないのです。すごくもったいないので、アクションリンクは設置しましょう。

STEP9:SEOを意識する

あなたもSEOには興味はありますよね。せっかく書いた記事なのに、誰にも探してもらえなかったら悲しいですから。ブログを書いたら、記事ごとにSEO設定をします。

[コツ10]SEOのコツ:ページタイトル

SEOで特に重要になるのは、ページタイトルになります。メタディスクリプション(ページ説明文)も間接的にSEOに影響するので、忘れずに設定しましょう。

ページタイトルで必須になるのが、STEP2で決めたキーワードです。

[コツ2]構成まとめのコツ:キーワードを決めておく

キーワードを入れたページタイトルに設定しましょう。

STEP10:時間を置いてから公開する

お疲れ様でした。やっとブログ記事が完成しましたね。

ワクワクしますし、すぐに公開したいところです。

が、ちょっと待ってくださいね。

一晩とはいいませんが、少なくとも3時間くらいは公開せずに待ちましょう

時間をおいて読み返すと、あれ?なんでこんなこと書いてんだろ?とか、この言い回しはちょっと分かりづらいかな、とか出てくることがありますよ。

せっかくの記事も、誤字脱字で台無しになるのでよくチェックしてくださいね。

記事の冷却期間をおかずに書き上げた勢いで公開してしまうと、見逃してしまうことがあるので気をつけましょう。

まとめ:初心者でも実践できるビジネスブログの書き方【手順10+コツ10個】

「さて今日は何を書こう…」といきなりブログ編集画面に向かうと、なぜか途中で手が止まってしまう。

よくいただくご相談ですが、書き方の順番とコツをマスターすれば、あなたもビジネスブログが書けるようになりますよ。

最初は時間がかかったとしても、少しずつ慣れていくので一緒に頑張りましょう。

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