現役Webデザイナー直伝!ダサくならないホームページの色選び(色使い)

ホームページを作るときに大事なポイントになってくるのが「色選び」です。
その際に必要なのは、あなたが好きな色ではなく「閲覧者に好かれる色」を選ぶことです。

  • センスに自信がなく自己流で失敗したくない
  • 会社やお店のイメージカラーを決めたい
  • 閲覧者に好感を持たれる色が知りたい

色には様々な印象を与える効果があります。

  • 清潔感のある色
  • 高級感あふれる色
  • フレッシュな色
  • 落ち着いた色など・・・

今回は訪れる人の印象を左右する、
「好まれる色」と「あなたの業種に合う色」の選び方についてお伝えします。

与えたい印象から色を選ぶ

あなたがターゲットとするお客様は、どのような色が好ましいでしょうか?
ビジネスマン向けであれば、スタイリッシュで堅実さが現れる色がいいかもしれません。
高齢者向けであれば、落ち着いた色味の可読性の高い配色だと読まれやすいでしょう。

清潔感のある色

  • 青:誠実、知性、爽やか、清潔感、理性的
  • 紺:堅実、安定、歴史、重厚感、威厳、クール

高級感のある色

  • 紫:高貴、上品、神秘的、繊細、ミステリアス

フレッシュな色

  • 橙:元気、暖かさ、活力、明るい、楽観的
  • 黄:活発、躍動、健康的、無邪気さ、注意喚起

落ち着いた色

  • 緑:癒し、中性的、リラックス、自然、受動的
  • 茶:安定性、温もり、信頼、伝統、保守的

主張のある色

  • 赤:情熱、強い、先導、血色、派手、政治的

親しみやすい色

  • 桃:幸せ、安心、甘い、女性的、幼い

業種や形態に沿った色を選ぶ

次に、ターゲット層が幅広い業種の方が色に迷った場合の選び方として、業種や形態の印象に沿って考えてみましょう。

企業のコーポレートサイトなどは、信頼感のある寒色系(青や紺、水色など)がよく選ばれています。飲食店など食欲を促すホームページなら冷たい色は避け、料理映えのする暖色系がおすすめです。
医療機関や歯科医院なら、白をベースに淡い色で優しくまとめれば、安心感や清潔感のある印象になります。

まとめ:色が与える印象も考慮してみる

さて、あなたのホームページは今どんな色になってきたでしょうか?
ここまででお伝えした内容はあくまで一般的な色の印象ですが、WEBデザイナーである私がお客様にご提案する際は、色の持つイメージに当てはまらないケースもたくさんあります。

士業であるけれど地元密着の温かなお人柄なら暖色系でも印象が伝わりやすいですし、
体にやさしい素材にこだわった飲食店なら自然を感じる緑系統も素敵ですよね。

これだ!という色が決まれば、次はベースとなる色・アクセントとなる色も交えて
ホームページ全体の配色にも挑戦してみましょう。