- ブログを書いているのに、なかなかサイトにアクセスがない
- 狙ったキーワードで検索上位に来ない
ブログを書いているのに、なかなかサイトにアクセスがない。
そうなるとブログを書く気持ちも萎えてくる。
よーくわかります。
結論からいうと、ブログは記事を書いただけではアクセス数にはつながりません。
なぜなら、どんなにいい記事を書いても、読まれるページタイトルにしないとクリックされないからです。
そんなあなたのために、ブログのタイトルの付け方のポイントを実践形式で説明していきます。
【重要】ブログ記事のタイトルとSEO
ここでいうブログのタイトルとは、記事内容のタイトル(見出し1/h1)とSEO設定の「ページタイトル/title設定」の両方を指しています。
特に、ページタイトルはSEOの面でもとても重要な項目なので、ブログの記事タイトル(見出し1)とSEO設定にあるブログページの「ページタイトル」は同じにしてください。
また、ディスクリプション(ページの説明)はタイトルの補足情報が表示されます。SEO的にはそれほど大きな効果はありませんが、検索結果の一覧から情報を探している人にとって、この補足情報はクリックする決め手にもなります。
ブログを書いた場合は、SEO設定のページタイトルとページの説明文は必ず入力しましょう。
ブログ記事のタイトルを洗い出してみる
さて、あなたが「月商300万円」売り上げている「1人社長」だったとします。そして、あなたには朝必ず行っている習慣(ルーティーン)があるとします。
あなたのこの朝の習慣をブログ記事にした場合、こんなタイトルのパターンが考えられます。
- 月商300万円を稼ぐための朝の習慣
- 月商300万円を稼ぐ1人社長の朝の習慣
- 月商300万円を稼ぐ1人社長が絶対やらない朝の習慣
1はとてもシンプルで、”そのまんま”です。悪くはありませんが、ターゲットが明確ではありません。
2のポイントは、社員が50人いる会社の社長ではなく「1人社長」だというところです。そして、3のポイントは、「時々やることがある」ではなく「絶対やらない」です。
読んでもらいたい相手がクリックしたくなるタイトルにする
洗い出しが終わったら、次は精査です。あなたは、このブログ記事を「月商300万円」をクリアしていない人に対して書いているはずですので、読んでもらいたいターゲットは「月商300万円を目指す人」になります。
では、ここで「月商50万円」の「1人社長」であるA氏を登場させてみます。
さて、このA氏。ある日、「もっと売り上げあげたいなぁ。でも1人社長って社長でもあるけど、プレーヤーでもあるから、時間的にもリソース的にも難しいんだよなぁ。」と言いながら、Googleで検索を始めました。
すると、とあるキーワードで検索結果にさきほどのページタイトルが表示されたとします。A氏がどのタイトルをクリックするか、が超重要ポイントです。
- 月商300万円を稼ぐための朝の習慣
- 月商300万円を稼ぐ1人社長の朝の習慣
- 月商300万円を稼ぐ1人社長が絶対やらない朝の習慣
どのタイトルにも「月商300万円」売り上げてるための「朝の習慣」がキーワードになっていますが、2のタイトルには、朝の習慣に関する情報が漠然としていて、具体的な数字がありません。
朝の習慣って、まさか1時間かけてジョギングとか?っていう想像をされたら、A氏はクリックしないかもしれません。そういう場合は、こんなタイトルにすることもできます。
月商300万円を稼ぐ1人社長がしている3分でできる朝の習慣
「3分」という具体的な時間を入れることで「あれ?3分でできるなら、自分にもできるんじゃないか」という安心感が生まれてきます。
さらに、
月商300万円を稼ぐ1人社長がしているたった3分で終わる朝の習慣
のように”たった3分”と入れることで、「忙しい朝の”たった3分”でできることなんだ!」と興味が湧いてきます。
また、3の”絶対やらない”というのも、A氏の知的好奇心をあおる重要なワードです。この”絶対やらない”というキーワードによって、「はっ!もしかしたら自分は知らずにやってしまっているのかも…」と思わずクリックしてしまう、というのはあなたにも経験があるのではないでしょうか。
誰でも失敗はしたくないですから、成功している、あるいは目指すポジションの人がしていることより、していないことを知りたい、あの人と同じように自分も成功したい!と思うのは自然なことと言えるでしょう。
アクセスされるには検索結果の中から選ばれること
あなたの書いたブログ記事に、A氏にアクセスしてもらうには、まず検索結果の中からA氏にクリックしてもらう必要があります。
では、どうするか。
一般的に、SEOは検索順位を上げるための策でもあるわけですが、A氏が求めている”答え”が見つかりそうなタイトルやページ説明でないとクリックはされません。
もちろんSEOとしては、上位に表示されることが望ましいですが、最終的にそのページを見てみたいな、とクリックするのは人間なのです。
また、解決策を探している人にとって、時間はとても貴重です。1秒でも早く自分の知りたいことを解決させたいのです。
まずは、検索結果を上から順にさらっと読み流し、”ここかな?”と思ったタイトルをクリックしてから、ようやくブログ記事に辿り着きます。
ようやく辿り着いたあなたのブログ記事に、A氏が探していた解決策や知的好奇心を満たす内容が掲載されていたとしたら、A氏の満足度は非常に高くなります。
いいブログ記事を書いただけではアクセスは集まりません。まずは入口となる検索結果に表示させ、他のブログサイトの記事ではなく”あなたのブログ記事”を選んでもらうことで、はじめてブログを読んでもらうことができるのです。
まとめ
ブログ記事のページタイトルは、SEOに非常に大きく影響します。もちろん、検索結果に影響を及ぼすのですから大事なことではありますが、いくら検索結果の上位に表示されたとしても、クリックされなければ意味がありません。
最終的に検索結果の中から”選ぶ”のは人間ということを忘れないでくださいね。